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食品の放射能汚染について

3/11の原発事故以来、私たちは安心して食生活を楽しむことができなくなってしまいました。
各地でさまざまな食品から放射性物質が検出されるたび、胸が痛くなります。
有機農法・無農薬栽培で、心をこめて作物を育ててこられた農家の方々や、牛たちを代々、家族同然に大切になさってきた酪農家の方々……。
ようやく収穫期をむかえた作物をすべて廃棄している姿や、牛たちに最低限のエサしか与えてやることができず、絞った牛乳を毎朝ただ棄てることしかできない姿をテレビで拝見したときは、思わず涙がこぼれました。
私たちにとってかけがえのない自然とその恵みが一瞬にして脅かされ、それに携わってきた多くの方々の生活が奪われてしまったことを想うと、今回の事故は本当に取り返しのつかない、多大な犠牲をもたらしたものだと痛感します。

放射性物質の子どもたちへの影響

しかし、いち母親としては、たとえごく微量であっても、放射性物質が含まれている可能性のある食品をわが子(0歳)に与えるわけにはいきません。
土壌汚染が広範囲に渡り、国も暫定規制値を上げざるを得ない状況なのでしょうが、他国に比べて数十〜数百倍にもなっている規制値をクリアして出回っている野菜を、安心して買うことはできません。
そのためスーパーで買い物をすると、(数値が明記されていないため)産地だけで選別せざるを得ない状況です。

「風評被害を助長している」「親のエゴだ」と思われる方もいらっしゃるかもしれないので、ふだん公言はしていませんが、「どのくらい摂取したらどのようなリスクがある」という明確な(十分な)データがない以上、乳幼児や子どもたちにはできる限り摂取を控えさせてやるのが、私たち大人の務めではないかと感じています。

少なくとも現時点で確実に分かっていることは、
  1. 日本の暫定規制値は、海外と比べて大ざっぱに決められており、数値も数十〜数百倍である。
  2. 人によって感受性や修復力は違えど、放射性物質は細胞を傷つける
  3. 細胞分裂の活発な胎児、乳幼児、子どもたちは、特に放射性物質の影響を受けやすい。
ということです。

世界も驚く日本の基準値2000ベクレル



▲ウェブサイト「放射能について正しく学ぼう」 http://kingo999.web.fc2.com/kizyun.html より。

日本とウクライナにおける食品ごとの規制値比較表
品目 ウクライナ(97年改訂) 日本の暫定基準
飲料水

2

200

パン

20

500

ジャガイモ

60

500

野菜

40

500

果物

70

500

肉類

200

500

150

500

ミルク・乳製品

100

200

6/個

500/Kg

粉ミルク

500

200

野性イチゴ・キノコ

500

500

幼児用食品

40

なし

▲講演会「いのち繋ぐ父母へ―ちゃんと知りたい原発のこと」より。
ウクライナでは、口にする頻度などを考慮し食品ごとに細かく定められているのに対し、日本の暫定規制値は食べ物=500Bq/kg、飲み物=200Bq/kgと大ざっぱ。

普段の生活(私は首都圏に住んでいます)において、産地の分からない外食や加工品まで100%排除する、ということはできませんが、普段食材を買うときには、以下のポイントを守りたいと思います。
  • 可能なら西日本産の野菜を選ぶ。

  • 独自に放射性物質の検査を行い、数値を公表している信頼できる業者から、私が「安全だ」と判断できる野菜を買う。

  • 汚染の可能性がある野菜は、よく洗う・皮をむく・茹でこぼす・可能なら酢漬けにする(酢のほうは捨てる)などして食べる。

宅配野菜サービスなら、独自の検査を行っているところ・独自の基準を設けて出荷しているところが多いですし、野菜の産地を選べるところもあります。
スーパーで買うよりも少し割高になるかもしれませんが、家族の健康にかかわる問題なので、ストレスにならない範囲で最大限こだわっていきたいです。